万馬券ってなに?

競馬をはじめると、よく耳にするのが「万馬券」て言葉さ。万馬券とは、競馬用語で100倍を超える払戻しのことなんだよ。

【当たったらどこで換金するの?】でも話したように、払戻情報はすべて「100円買ってたら、いくら払い戻せるのか」が大原則。

つまり、万馬券は100円で買った馬券が大的中して、その100倍・・・すなわち、1万円になるってこと。

とにかく計算しやすいよね。1000円買って大的中なら10万円だし、1万円だと100万円の払戻しになる。どうだい、夢があると思わないかい?

他にも「マンバ」「マンシュウ」なんて言い方をする人もいるけど、正しくは「万馬券」さ。ただ、言葉のルーツは競艇用語の万舟券(マンシュウケン)だともいわれている。

万馬券は男のロマン?

万馬券は男のロマン

昔から万馬券は特別なものであり、あこがれの的中馬券だったんだ。ところが、平成16年から導入された3連単の登場で状況は一変!毎週どころか、1日あたり大半のレースで万馬券が出るようになったのさ。

これは本当にウレシイことだよ。なんせ、我々にも的中できる確率がハネ上がっているのだから。かつて万馬券は、その希少性から男のロマンとも呼ばれたけど、今では誰もがロマンを手にできる可能性があるんだ。

万馬券を狙うには?

万馬券を狙う

いくら当てやすくなったとはいえ、万馬券を当てるには工夫が必要だぞ。狙ったからといってカンタンに当たるぐらいなら誰も苦労はしないからね。

ビギナーでも当てやすい方法なら、ガチガチの本命馬がいるレースで、それを外した3連単や3連複なんて買い方も万馬券の可能性が高まる。

あるいは、そういう本命馬から人気の低い馬へ流す3連単なんてのも万馬券になりやすい。たとえば、1番人気から6~10番人気あたりへ流したりとかね。

そのように、オッズを確認しながら組み合わせを考えるのも競馬の楽しみ方さ。ぜひキミも、万馬券という名のロマンに挑戦してみたらいい。

過去には、こんな万馬券も

3連単は万馬券どころか千万馬券さえも現実にしてくれるスーパー馬券なんだ。そこで、過去の高配当上位5つを紹介するぞ

■札幌競馬場
2012年8月 2983万2950円(新潟)
2015年9月 2792万9360円(中山)/td>
2015年5月 2070万5810円(東京)/td>
2011年2月 1950万7010円(小倉)/td>
2005年10月 1846万9120円(東京)/td>

これらの払戻金は、すべて「100円ならこうなる!」という金額だ。なによりスゴイのは、6位以下も1000万を超える払戻しがズラリ並んでいることさ。まさに万馬券は、“人生が変わるほどの大きな夢が詰まっている”といっていいんじゃないかな。

「どうせ当たらない」と思わず、100円でもいいから買って見ることだ。買わなきゃ絶程当たらないし、当たっている人も世の中にはたくさんいるんだから。